メルーからナイロビへ

土曜の朝にメルーのバスターミナルからナイロビに向けて出発です。朝一番のお客さんたちが行ってしまったようで、人もまばらで比較的静かでした。

12人乗りのシャトルには、まだ誰も乗っていません!(ということは、また助手席になりそう!)まずは支払いを「オフィス」(右の写真)で支払いを済ませ、席に座って、他の11人の乗客を待ちます。物売りが次々と来るので、いちいち断ります。

 

スナックや飲み物だけでなく、新聞、そして農産物の売り子もやってきます。堀りたてのヤムイモを売っている初老の男性もいました。ちょっとほしいな~と思っていましたが、私のほうには来てくれませんでした。ガイジンは、土のついたお芋を買うと思わなかったのでしょうね。ご縁がなかったと思い、声をかけませんでした。新聞売りが来たら、「日本語のある?」とか冗談で聞いたりして、時間をつぶします。

 

「乗客がこないな~、まだかな~」と思っていると、どこからか数名やってきました。1時間ちょっとして、めでたく満席。時刻表のない旅は、こんな感じで本当にポレポレです。そして、出発前にシャトルの写真を撮らせてもらいました。どうやら最近輸入された車のようで、ナンバープレートが新しめでした。

メルー&ナイロビ間の乗り物の中で、このシャトルが一番早いです(運賃も一番高いです)。また、宅急便的サービスもあるので、ナイロビまではもちろん、途中の小さな町(シャトルの「オフィス」があるところ)まで、書類や小包を送ることもできます。席を予約(たぶんM-pesaで前払い)して、途中の町から乗ることもできます。さまざまなサービスで、時刻表がないながらも、便利になりつつあります。