ポインセチア

こんにちは、ひさこです。

気づけばハロウィーンのかぼちゃは撤去され、今度はクリスマの飾りがチラホラ。日本固有のお祭りはもちろん、海外のイベントがじゃんじゃん取り込まれ、一年のうち、イベントがない期間がほとんどなくて忙しない、なんだかちょっと疲れませんか…。

 

と言いつつも、この時期にポインセチアを見かけると、ケニアを思い出し元気がでます。日本のお花屋さんでは、コンパクトな鉢植えが、店頭に並んでいますが、私の知っているケニアのポインセチアは、ビッグサイズ。初めて見たときは「え?ポインセチアって、こんなに大きくなるの?」と驚いたのを覚えています。

 

ポインセチアは、メキシコの山地原産のユーフォルビア・プルケリマ(Euphorbia pulcherrima)を改良してつくられたそうです。乾燥にも強いらしく、なるほどケニアのようなところでもよく育つわけですね。ケニアで撮った写真を探したら、なんとか3枚出てきました。ひょろひょろのほうの写真(2枚)は、かつて住んでいたアパートの敷地内で見つけたもの。もう1枚は、メルーの紅茶農家さんのお庭に茂っていたポインセチアの写真です。どちらも標高は1700mほどでしょうか。赤道直下、日当たり良好、アフリカの豊かな赤土で、放っておいてもぐんぐん伸びるという、すばらしい土地の力と環境なんだと思います。紅茶だけでなく、木もお花も自然の恵みをたっぷり吸収し、天に向かって育ちます。

 

鉢植えのポインセチアは、クリスマスプレゼントにぴったりで、かわいらしいなと思います。そして、ケニアの自然の中でのびのび育っているポインセチアも、見ているだけで元気をもらえます。