お茶の時間

こんにちは。

ほっとできる飲み物は、やっぱり温かい紅茶でしょうか。今回はナイロビでの喫茶事情、カフェでのあれこれを少々書こうと思います。

 

20年以上前、まだ若くて、ナイロビのダウンタウンでの滞在が楽しかった貧乏旅行時代、当時20シル(20円くらいかな)のチャイを安食堂で飲んでいました(紅茶と一緒にオーダーするのは、マーガリンが塗られた、これまた安い食パン)。そのころの「チャイ」は、まだケニアティーの本当の美味しさに出会えていなくて、ただ空腹を満たし、血糖値を上げるためだけの飲み物でした。ほとんど茶葉の味がしない、水で薄めた牛乳のシャビシャビなチャイでした。美味しさ云々はさておき、下町のシャビシャビチャイも今となってはよい思い出です^^

 

そしてそれなりの年齢になり、このごろはアップタウンでの喫茶の機会も増え、注文するチャイの値段もゼロがひとつ増えました!ハイ、まともな味です。牛乳も茶葉も、味がします。チャイだけでなく、コーヒーのメニューもバラエティ豊かになりました。特にソマリ系の人たちはコーヒーを飲むようで、ナイロビにはいわゆる「カフェ」の数も確実に増えました。

 

私は時折、チャイではなくカプチーノなんかも頼みます。そうするとラテアートが施されて提供されるのですが、そのアートが「はてな?」のときも多々あります。謎のラテアート…何を描いたのか想像するのも楽しいです(下の写真参照)。

 

以下、ナイロビでのお茶時間を備忘録的に…。

 

ナイロビ(CBD)のジャミアモスクの近くにある、ソマリ系の食堂(Al Yusra)のマサラチャイがなかなか美味しいのと、Lサイズは満足いく量なので、人に会うときの待ち合わせとしてよく使います。お店の人も感じよく、よく働いています。清潔感のある店内。

発見があるかもしれないと、珍しくスイーツのおすすめを店員さんに聞いたら「マンボケーキ」と返答が。リズムのあるあの曲を想像してしまい、笑いながら「マンボ??」と聞き返しました。ショーケースまで連れて行ってもらいました。見てみると「マーブル・ケーキ」…。私の耳がケニア英語になってなかったようです。お味はまぁまぁでした。

別の日は「ブラック・フォレスト」という名のケーキをオーダー。これはもうだめ。改善の余地が大いにありです(※個人の感想です)。

 

また別のときは、他のお客さんがいないひっそりしたカフェ(Lavington Mall内)に入りました。店員さんがニコニコとしていて、サンドイッチの細かい変更も対応してくれました。そこのラテアートもナゾでしたが、店員さんががんばってアートしてくれたと思うと、ありがたかったです。時間の流れがゆるやかなカフェ、いいですね。静かだと話も聞きやすいし、ゆっくりしゃべることができるし。

 

カフェで人を待ったり、おしゃべりしたり、外を行く人を眺めたり…。お茶の時間は、のんびりほっとできる至福のひととき。今回はナイロビでしたが、近いうちに地方都市でのお茶タイムも書きたいと思います。

 

おまけ・その1

最後の写真はGigiriにある日本食レストラン(Shokudo)での大福もちとGreen Tea。一緒に食事をした4人で、食後のデザートとして大福をひとつずつ。私はいちご大福をいただきました。いちごも大きくちゃんと甘くて、とってもおいしかった~!ごちそうさまでした。

 

おまけ・その2

Al Yusraからの眺めの動画。街中だけど、ちょっとほっとできる空間です。