ティータイム

こんにちは。

ケニアに来ているのですが、ちょっと印象的だったので、ドーハのチャイ屋さんの話を書かせてください。

 

トランジットで空港の外に出たドーハの町。スーク・ワキーフの一角にある紅茶店「ティータイム」に、市内観光ツアーで日本の方がいらっしゃいました。お互い簡単に自己紹介。私はケニアの紅茶を扱っているというと、彼女のご家庭では、息子さんがポットを使ってとても上手に紅茶をいれるのだと話してくださいました。若い子でも、そうやって丁寧にお茶を準備し、ティータイムを楽しんでいるなんて聞けて、すごくうれしくなりました。ふたりで店に入り、一番人気の「スペシャル」を注文しました。

 

この「スペシャル」、しっかり抽出された紅茶の味、濃いめのミルク、たっぷりの甘み、そしてスパイスのバランスが絶妙!三拍子も四拍子もそろったチャイです。お客さんはほぼこのチャイを注文しています。ランチの時間帯だったのか、お持ち帰りのお弁当のような箱も、カウンターで受け渡されていました。

 

さて、カタールのマサラ・チャイ(スパイス・チャイ)は「カラック・ティー」というそうです。このお店では、レギュラーサイズが80円ほどで、地元の方たちに愛されている飲み物のよう。カルダモンの香りが心を落ち着かせてくれるような気がします。

 

暑い砂漠の国でいただく、熱くて甘くてスパイス香るお飲み物…。じんわりとからだにしみ込みます。

エキゾチックな雰囲気で、見るものすべてが新鮮だからか、ここのチャイは個人的に、チャイランキング(?)上位に来ています。お持ち帰りのフタを開けてチャイの水色(と呼んでよいのかな?)を観察すると、美しい~。ただ、これが「ケニア山の紅茶」の茶葉で作られていたら、申し分ないのになぁ~なんてつぶやいてしまいました。

 

というわけで、店内でチャイが手早く準備される様子をご覧ください。