もうすぐメルー!

地図で見ると、ケニア山をぐるっとまわる道路があります。ナイロビからメルーに向かうときは、山の右側を北に向かって走っていきます。小さな町があるので、ちょっとだけご紹介いたします。

 

ソーラー街灯設置中のエンブのあとに、微妙に開けたルニエンジェス(Runyenjes)という町があります。以前は、この町を通り過ぎるのに、ガタガタのひどい道を通らないと行けなかったのですが、数年前から町を抜けずに済む道路ができたので、スイスイ通れるようになりました。このあたりから、茶畑が見え隠れしてきます。

 

つぎの町はチュカ(Chuka)。ガシャガシャという感じの、人も車も多いところです。山を切り開いたところに、商店やレストランをつくったように見えます。最近は大学もでき、とにかく変に栄えています。モンキーバナナが名産なので、なんかの拍子に車が停まったら、買ってみてくださいね。

 

間もなく、チョゴリア(Chogoria)。ここは、知る人ぞ知る?!ケニア山登山ルートの出口となる町。メインの通りからメルーに向かって左側に折れると、バス停などがあります。が、メル―行きの直行バスに乗ると、わざわざ通ってくれません。近距離のお客さんを乗せた各駅停車系のニッサンだと、チョゴリアにも行ってくれます。

 

そして、ンクブ(Nkubu)。ここまで来たら、もうすぐメルー!という感じのする町です。道端で、炭火で焼いているヤムイモ焼きを見つけたら、ぜひご賞味ください!ここの名産で、「力がつく、腹持ちがよい」と男性に人気です。

 

ナイロビからニッサンで4時間半の道のり。最後のハイライトは「赤道」の看板!ケニア山の反対側・ナニュキ(Nanyuki)に比べ、商売っ気のまったくない「赤道」あたりには、モーターバイク・タクシー(通称:ボダボダ)がたくさん待機しています。たしかに、こちらはケニア山の登山ルートからはずれちゃっているし、おみやげ屋を開いてもお客が来なさそう…。それにしても、なんとももったいない感じのする、ひっそりとした「赤道」です…。

 

「赤道」を通過すると、北半球最初の大きな町・メルーがみなさまをお待ちしております!Karibu Meru~!(メルーへようこそ!)

のんびりローカルな乗り物で旅するのも、いろんな景色が楽しめて、よいですよ!!