一隅を照らす

ケニアに住んで33年、マトマイニ・チルドレンセンターで孤児とシングルマザーの支援を続けている菊本照子さんの講演会へ行ってきました。ご縁があって昨年講演会を拝聴、今年はバザーでの「ケニア山の紅茶」試飲・販売をお手伝いさせていただきました。

 

講演会は、ケニアの大地溝帯にあるあまり観光スポットになっていない博物館と、おすすめスポットのご紹介からはじまり、ナイロビのスラムでの活動、ママさんたちの工房の様子や孤児院の子どもたちの生活などをお話してくださいました。地道に着実にケニアで活動されてきたご苦労と、未来への希望をうかがうことができました。そしてケニアの魅力「多様性」についてもお話されていました。もっとたくさんお話を聞きたかったのですが、休憩タイムになりました。

 

休憩時間では、チャリティバザーが行われ、ご来場のみなさんが、フェルトアニマルやマカダミアナッツ、「ケニア山の紅茶」を購入してくださいました。ボランティアのスタッフで紅茶販売を担当された方も、2種類の紅茶の違い~コロコロの茶葉・BP1(おやこ)と、サラサラの茶葉・PF1(子供)~をすぐに把握してくださったので、私たちは試飲のほうに専念できました。ありがとうございました!

 

休憩のあとは質疑応答。参加者がそれぞれ疑問を投げかけ、菊本さんが丁寧に答えてくださいました。そして講演会の最後は、住職の藤田さんのありがた~いお言葉。

 

「もうこりた=忘己利他」~おのれを忘れ他を利する~

 

去年も教えていただいたお言葉です。改めて心に刻み込みました。そして、もう一つ…

 

「一隅を照らす」~自分の場所でベストを尽くす~

 

私たちも、自分たちが置かれた立場・場所でがんばっていきまーす!

…いつもどおりポレポレですが…。