ひさこからの手紙・第2号

<ひさこからの手紙・第2号>

 

214日・バレンタイン in ナイロビ

 

ケニア(ナイロビ)でもバレンタインデーは、ちょっとしたイベントです。

この日のために、お店ではカードやテディベア、マグカップなどかわいらしいギフトを並べたコーナーが設けられ、赤いハートのラッピングペーパーでプレゼント包装をしてくれます。ギフトの中で、やはりチョコレートがポピュラー。日本と同じく甘くとろけるチョコレートは、バレンタインにぴったりなのでしょうね。

そして、女性は赤い服を身にまといます。男性でも赤を着ている人を見かけました。私が立ち寄った、Yayaショッピング・センターの入口では、セキュリティー・チェックのあとに、「Happy Valentine!」と、笑顔とチョコレートを無料で配る女性がいました。あとは赤いバラの花束を売る露天商など、一日だけ赤いハートの日になります。

 

「ナイロビのバレンタインの様子をしっかりカメラに収めよ!」

という優しいあきこの命令がくだされていたので、モールで写真を撮ろうとカメラを出したら、警備員に「ここは写真撮影禁止です。撮ったら没収しますよ。」と注意されました…。ニコニコして「あ、わかりました~。」と言いつつ、こっそり撮影。と~っても貴重な一枚をご覧ください!

そして、「レストランでディナーを…」と考えるカップルも多いようで、ケニアのバレンタインは一年でいちばんレストランが混むという話も聞いたことがあります。

この日はお休みではありませんが、カレンダーの祝日が少ないケニアでは、独立記念日、クリスマス、イースターなどと同じくらい盛り上がるのが、こちらのバレンタインです。