ケニアの切手

ナイロビの本部から、紅茶のサンプルが届きました!今回は3種類の切手が貼られています。

 

①3枚同じものが貼られている110シリングの記念切手。

日本も含め、ケニアの独立と同時に国交を樹立した国が多く、中国もその一つのようです。去年、ウフル・ケニヤッタ大統領が中国を訪問した時の写真が使われた、ケニアと中国外交関係50周年記念切手です。

 

②75シリング切手は、独立50周年記念の切手。

切手の写真は、前のキバキ大統領が新憲法公布の署名をしている様子です。

 

③5シリングの普通切手。

モチーフは、アボカド。最盛期(7月~8月くらいだったかな…)になるとアボカドの木からボトボト落ちてきます。このシーズンは、ほんとうに「アボカドざんまい」になり、アボカド好きにはたまらない季節!

ナイロビに住んでいた時、旬にはたくさんいただきました。朝食のパンに、バターのようにぬって食べたり、フルーツとしてはもちろん、小さめに切ってピラウ(炊き込みごはん)やおかずにトッピング。もちろんサンドイッチにはさんだり、トロピカルジュースを作ったり…。栄養たっぷりなので、お肌もつるつるになる気がします。

 

アボカドの話になってしましましたが、今日のお題は「切手」。ナイロビのGPO(郵便局の本局)には、切手部門があり、これまで発行された記念切手や大量に切手が必要なときに行って買うことができます。以前、日本のお客様にケニアからお手紙を出す際に、たくさん切手が必要だったので、この切手部門(Stamp Bureau)に案内されました。地下にあり、鉄格子ドア&鍵を開けて入るような部屋なので、なんだか拷問ルームに行くような気持ちでした。が、スタッフは親切&フレンドリー。これまで発売された切手を見せてくれました。た~くさん保管されていたので、「切手博物館があれば、コレクターは絶対行くと思う!切手博物館作れば?」なんて、おしゃべりを楽しんだことがありました。ちなみに、ケニアの切手の印刷は、ケニア国内では印刷されておらず、スイスだったりドバイだったりと、外注しているようです。品質の問題なのか、腐敗防止のためか…??

 

インターネットや携帯電話が普及して、郵便は年々利用者も減っていますが、やはり記念切手や珍しい切手で送られてくる手紙は、いいもんだな~と感じる今日この頃です。