日本ケニア交友会のこれまでの支援活動


 

茶葉収穫地域に対する援助

 ① 公立小学校への寄付

利益の一部を地元に還元するという意味で、工場に茶葉を供給するこの地域の小学校に、5万Kshずつを順番に寄付しています。この地域には19の公立小学校があり、当然ながら紅茶農家の子供たちが通っており、その地域の人たちのつきあいの、中心的役割をはたしていると言えます。その小学校での「寄付金贈呈式」で、教育の大切さを生徒たちに訴えると同時に、交友会から、また、日本の消費者からの要望・お願いとして、集まった両親(紅茶農家のみなさん)に「農薬不使用」をアピールしています。2011年10月に19校に対する寄付2週目が終わりました。  

 

② 奨学金プログラム

優秀にもかかわらず貧困のため、高校へ進めない子供たちに対し、2011年より奨学金の支給を開始(授業料の75%を直接、高校に支払うという形式)。奨学生の選考は、茶葉収穫地域にある、当会が寄付を行っている19の公立小学校の中から、小学校の校長先生の推薦を通して行いました。候補者の家族が、茶畑を持っているかどうか、問わずに、また、成績はKCPE(小学校の卒業資格試験、全国一斉テスト)の結果で選考しました。当会の考えは、人間のつながりを大切にした紅茶販売からの利益の一部を、本当に必要としている人に援助しようというものですから、紅茶畑を持っていなくても、ましてや彼らも同じ地域コミュニティのメンバーなわけですから、彼らを援助するのは、理にかなっていると考えます。

 

 ◎2011年 奨学生(名前/小学校名/高校名)⇒2014年12月、卒業しました

1. リネット・カルウィザさん/Mpuri小学校/Kaaga女子高校

2. マーシー・ガチェリさん/Kathiranga小学校/Muthambi女子高校

3. ジョイ・カランブさん/Muurugi小学校/ Muri高校

4. ジョシュア・キリイニャくん/Kiamiriru小学校/Ontulili男子高校

5. スティーブン・コオメくん/Kaugu小学校/Kanyakine男子高校 

 

◎2012年 奨学生 ⇒2015年12月、卒業しました!

1. エリアス・ムオンゲラくん/Mpuri小学校/Keeru高校

2. エスター・カグウィリアさん/Muthangene小学校/Kibirichia女子高校

3. ジョイ・ガチェリさん/Muruugi小学校/Kirigara女子高校

4. エバリン・ガキイさん/Kathiranga小学校/Uruku女子高校

5. ゴッドフリー・ムイルンギくん/Karugwa小学校/Miathene男子高校

6. ケルビン・キノティくん/Kianthumbi小学校/Burieruri高校

7. リスパ・ムエンドゥワさん/Kijijone小学校/Loreto女子高校 

 

◎2013年 奨学生 ⇒2016年12月卒業予定

1.ポーリーン・ムドニさん/Kaguma小学校/GIKUMENE高校

2.シルヴィア・マケナさん/Kinjo小学校/KIBIRICHIA高校

3.エヴォン・ガチェリさん/Kiamiriru小学校/GIKUMENE高校

4.ボニフェス・ムガンビくん/Muthangene小学校/ABOGUTHOCHI高校

5.ウィンローズ・ンキロテさん/Kioru小学校/MUKINDURI高校

6.エディナ・ガトゥィリさん/Muruugi小学校/YURURU高校

 

◎2014年 奨学生

1.アーネスト・ムイリギ君/KINJO小学校/CHUKA高校

2.クリントン・ムリウキ君/KIAMIRIRU小学校/KIBIRICHIA BOYS高校

3.ニコラス・ムネネ君/KATHITA小学校/ONTULILI高校

4.フィネアス・ムトゥイリ君/KAGUMA小学校/KIBIRICHIA BOYS高校

5.ジョイ・カズレ・キマジさん/MUTHANGENE小学校/KIBIRICHIA GIRLS高校

6.ジャクリン・マケナ・キニュアさん/KITHIRUNE小学校/KIRIGARI高校

7.ネリスタ・ガチェリ・キニャさん/MPURI小学校/KIBIRICHIA GIRLS高校

8.カロライン・マケナさん/KAUGU小学校/YURURU高校

 

◎2015年 奨学生

1.リリアン・K・ブルゴさん/Katheri小学校/Katheri高校

2.ポーリーン・キニャさん/Kathiranga小学校/Makuri高校

3.モリーン・N・ギトンガさん/Muthangene小学校/Kirigara高校

4.ドリス・キエンデさん/Muruugi小学校/Ruiri高校

5.アン・ンカザさん/Kioru小学校/St. Mary-Igoji高校

6.ルース・N・キシアンガニさん/Kinjo小学校/Kinjo高校

7.メアリー・ンティニャリさん/Muri小学校/Chogoria高校

8.ウィンフレッド・ンキロテさん/Kithirune小学校/Kirigara高校

9.ウィルフレッド・コオメ君/Nthimbiri小学校/Ikuu高校

10.ロニー・M・キルキ君/Mpuri小学校/Abothuguchi高校

11.ニクソン・ムレティ君/Kathita小学校/Keeru高校

12.エリック・キマジ君/Kianthumbi小学校/Abothuguchi高校

13.コリンス・ムゲンディ君/Kaguma小学校/Mikumbune高校

 

◎2016年 奨学生

1.モリーン・カグウィリアさん/Kiamiriru小学校/KATHERA GIRLS高校

2.ジャクリン・ムキリさん/Muthangene小学校/KATHERI GIRLS高校

3.エスター・ムナニアさん/Kathiranga小学校/KATHERI GIRLS高校

4.モリーン・カグウィリア・ムネネさん/Muri小学校/NKUENE GIRLS高校          

5.ピュリティ・ムドニさん/Mpuri小学校/MARAA GIRLS高校

6.アイザック・ムトゥィリ君/Muruugi小学校/ABOTHUGUCHI高校       

7.コリンス・ムトゥマ君/Kaguma小学校/KIRIANI BOYS高校

8.ジョイ・ワンブイさん/Kianthumbi小学校/KATHERI GIRLS高校

9.ジョシュア・カイメニィ・ムリディ君/Kithirune小学校/ABOTHUGUCHI高校

10.ジョイ・ケンディさん/Kaugu小学校/NGARENDARE高校

11.タイタス・ムズリ君/Kinjo小学校/ IGANDENE BOYS高校

12.デニス・キリミ・キオゴラ君/Kaguma小学校/ABOTHUGUCHI高校

13.ケネディ・キニュア君/Kioru小学校/ABOTHUGUCHI高校

 

◎2017年 奨学生 ←今年の新高校一年生たちです!

1.ヴァイオレット・ムェンダさん/KATHITA小学校/Nkuene Girls高校

2.イヴォン・カニリ・ギトンガさん/KIAMIRIRU小学校/Gakuuni Girls高校

3.ブレンダ・カリミ・マイナさん/KITHIRUNE小学校/Kiragara Girls高校

4.デニス・コオメ・ギトゥマ君/MUTHANGENE小学校 / Muthangene高校

5.フェリックス・ムティソ君/KIJIJONE小学校/Kaaga Boys高校

6.ケルヴィン・ムランギリ君/NTHIMBIRI小学校/Muthambi Boys高校

7.ティファニー・カジュジュさん/MURUUGI小学校/ Maua Girls高校

8.ジョイ・ガトゥィリさん/KIORU小学校/Kaaga Girls高校

9.スカラスティカ・キニャさん/KAUGU小学校/Kithirune Girls高校

10.エドウィン・ムリウンギ君/KIANTHUMBI小学校/ Burieruri Boys高校

11.ジョイ・ンカザさん/KAGUMA小学校/Gikurune Girls高校

12.デイヴィス・ムリイラ君/MURI小学校 / Miathene Boys高校

13.マーキアン・ムトゥマ・ブンディ君/ST. THERESA小学校/Miathene Boys高校

14.ケネス・ガトブ君/KATHIRANGA小学校/Kathiranga高校

15.ブライアン・キリミ君/KINJO小学校/Katheri Boys高校

16.トニー・ブラドン・ムリウキ君/MPURI小学校/Chugu Boys高校

 

茶葉収穫地域以外の援助

茶葉収穫地域は、ケニア国内では最貧地区ではなく、農村地帯としてはケニアでは豊かな地域にあたります。やはり貧しいのは雨の少ない乾燥地帯で、経済的に大きな困難を抱える地域がケニア国内にはまだまだたくさんあります。そういう地域に対しても、当会が支援したプロジェクトがいくつかあります。

 

①奨学金支給

主にニャンダルア県で、96年から2006年まで優秀であるにもかかわらず、貧しいために高校へ進めない子供たち(294名)に対し、奨学金を支給しました。この奨学生のうち高校を卒業したのは277名、国立大学に進んだのは107名。ケニアの国立大学入学できるのは、年間に生まれる子供たち約80万人の中の1万人ほどですから、優秀でなければ合格できません。ケニアの優秀な人材育成支援に貢献しました。もうかなりが大学を卒業して、職についていますが、そのうち30人ほどは私のオフィスに、しばしば顔を出してくれます。私のオフィスのチーフ・アカウンタントもその1人で、働きながら公認会計士の資格を取得しました。またアルバイトの2人は、2006年卒業で大学在学中ですが、全国一斉の高校卒業資格試験の結果はトップランクAフラットでした。また、先日は大学を卒業した後、治安の悪いソマリア国境の砂漠地帯でカトリックのNGOの下、公衆衛生の仕事をしていた女の子が、ニュージーランドの大学院で公衆衛生に関する修士コースに奨学金を得たからと、挨拶に来てくれました。やはり、うれしいですねー、こういう事は。身近にいる親しい奨学生に、他の者とも連絡をとるように言っていますので、一声かけると百数十人が集まりそうです。10年後、20年後には、ニャンダルア県で一大勢力をなすことになりそうです。将来、この中から腐敗フリーの国会議員、大臣が生まれるかもしれません。この奨学金が何人かの人生を大きく変えたのは、確かだと思うのですが、それに反して、高校は出たけど貧しさは変わらず、賢い子供を持った親に変わっただけで、「じっと手を見る」という元奨学生も多いようです。 

 

②教科書支給

95年から98年にかけて、ニャンダルア県のオルジョロ/ンダラグア地区にある35の小学校を対象に、約2万冊の教科書とサッカーボール、バレーボール、ネット等のスポーツ用具を支給しました。現在は、もっぱらヨーロッパからの援助を受けて、小学校は無料化していますが、当時は小学校全体で1教科に2・3冊しか教科書がなく、授業は先生が黒板に教科書を書き写し、生徒はそれをノートに書き写すというものでした。初めは教科書だけだったのですが、たまたまサッカーボールを一緒に寄付したところ、それまで緊張していた子供たちが大喜びしたのを見て、後はサッカーボール、バレーボール等も寄付するようになりました。最後の頃は、近隣の学校対抗ボール・ゲームも行っていました。また、先生方や学校関係者に対するセミナーを何校かまとめて行ったり、ケニア国内の優秀な公立小学校への視察訪問なども行いました。一つはナイロビ市内のキベラ・スラム内にあるオリンピック・アカデミー、もう一つはウガンダ国境にあるムミアスで、県立高校のスクール・バスをハイヤーし、1泊と2泊の旅でした。こうした教科書寄付、奨学金、上記の活動、更に下に書くランチ・プログラムのコーディネートには、ニャンダルア県教育省の中堅幹部を引き抜き、県庁所在地のニャフルル市にオフィスを開いて行いました。アシスタントには、奨学生・元奨学生をアルバイトに使いましたが、資金が尽きてしまい、07年4月に閉鎖いたしました。

 

③水のプロジェクト

ケニア山麓のGithongo工場をずっと下り、25kmほども行くと、もう半乾燥地帯になってしまいます。5,200mのケニア山にはかなりの雨量がありますから、高いところでは急流の小川がいくつもあるのですが、標高1,300mぐらいまで下るとほぼすべてが、地下にもぐってしまいます。紅茶工場関係者の依頼を受けて、1996年から1997年にかけて、そのたびたび旱魃の被害を受けるメルー県北部キアバイバテ/ンチュラ地区で、地域住民(500世帯)とともに、5kmほど離れた山腹の泉から水を引く水道づくりを支援しました。泉から湧き出した水のせいで、泉の周りと下流部の1.5kmほどは湿地帯と深い森になっており、そこに幅30cm深さ50cmほどのトレンチ(溝)を堀り、直径10cmのパイプを敷設、村の背後にある高台(もちろん泉よりは低いところにあります)の12万?のメイン・タンクまでつなぎました。森の中で50cmの深さの溝を掘るのは、木の根が張っていますし、巨大な岩もうずもれていますから大変です。その前に、まずトレンチを掘る幅1.5mほどの小道を作らなければなりません。熱帯の木が密集した森の中をです。こうした作業を、メンバーの肉体労働だけでやってのけたのには、感激させられました。ヘビも出ますし、象も出没します。メイン・タンクからは細いパイプで各部落まで編み目のように配管しました。メイン・タンクからのパイプの総延長は、80km近くにおよび、現在も延長しつつあります。全体では60k㎡の地域をカバーしています。

 

④給食援助プログラム

1999年の大旱魃の際、大打撃を受けたダラグア地区では、たくさんの子供たちは学校を中退せざるをえなくなりました。深刻な状況を緩和するため、被害の非常に大きかった地区で、最終的に9校・約2,500名の子供たちに対して、事態が落ち着くまでの約8ヶ月間給食を支給しました。当会は、乾燥させたトウモロコシ90kg入りのバッグを一人当たり200g計算で小学校に供給し、学校ではそのトウモロコシを生徒のお母さんたちが200?のドラム缶で煮て、給食にしました。豆は入っていませんが、キクユ族の主食であるギデリです。計算すると、1日に500kgのトウモロコシを供給していたことになります。実際には、一週間ごとに各小学校がロバに引かせた荷車で、90kg入りバッグを生徒数にあわせたバッグ数だけ取りに来ていました。私はトラックで、穀物公社から買い付けたバッグを数十バッグ単位で、私の穀物小屋へ毎週運び込んでいました。すべての子供が飢えていたわけではないのですが、中には1日中でこの給食しか食べていなかった子もいたようです。一家族が飢えないためには、このトウモロコシのバッグ90kgを毎月買えればいいのですが、また、90kgの1バッグは2500円くらいしかしないのですが、その2500円の現金収入が1ヶ月にない家族がいくつもあるのです。多分、小学校に子供を持つ家庭の半分近くが、この地域ではそうなのです。今回の2007年から2009年10月にかけての大旱魃の末期には、全国的に政府が給食を行いました。

 

⑤陸上部援助プログラム

2000年から2007年、教科書やボールを寄付していたンダラグア地区内の一地域で、若くて才能のある長距離陸上選手を育成するため、地域密着型の陸上部、およびその生徒が通う公立小学校・中学校の教育環境改善を支援しました。このクラブは非常に強くなり、特に女子のジュニア(19歳以下)では、文句なしにケニア最強チームでした。世界陸上ジュニア選手権(19歳以下)で、金メダル1つ、銅メダル1つ、世界陸上ユース(17歳以下)で金メダル1つ、アフリカ・ジュニア選手権で金メダル1つ、銀メダル1つを獲得しています。また、世界クロスカントリー選手権にも、この間5名をケニア代表として出しています。

 


ポレポレだけど、

東京事務所で

ブログも更新中です

kwa bidii! 

2013年のブログ一覧へ

2014年のブログ一覧へ

2015年のブログ一覧へ

2016年のブログ一覧へ 

 

2017年

11/23 市場①カタシンゴ

11/12 カボチャの葉でムキモ

11/1 紅茶の日

 

10/30 11月イベント情報

10/27 イルファーチャリティーコンサート

10/20 M-PESA

10/8 10月のイベント追加

10/1 10月のイベント情報

 

9/21 屋上レストラン

9/13 9月のイベント情報

9/5 ポリ袋禁止令

9/3 くだもの大好き!

 

8/27 プムワニの道端で

8/22 E-Visaのススメ

8/20 ナイロビより

8/9 世界陸上ロンドン

8/5 8月のイベント情報

 

7/26 ケニアトークショー

7/17 ケニア月間@Tribes

7/3 7月のイベント情報

 

6/28 ケニア地元料理④

6/13 100万人のキャンドルナイト

6/6 カフェ潮の路さん

6/2 カフェカフェさん

 

5/31 6月のイベント情報

5/22 中野智明氏写真展

5/20 静岡のお茶

5/2 5月のイベント情報

 

4/22 ケニアのおやつ①

4/14 カンガを買いに

4/5 ケニア地元料理③

4/1 4月のイベント情報

 

3/23 東アフリカの民話

3/16 ケニア地元料理②

3/8 ケニア地元料理①

3/2 3月のイベント情報

3/1 マンゴー!

 

2/25 プムワニへお米配達

2/22 クロスカントリー

2/18 ハバリfromナイロビ

2/14 ケニアの健康食品?

2/10 目黒イベントご報告

 

1/26 2月のイベント情報

1/25 マシューコウズバッファローカフェ

1/15 2017 Rocks!

1/5 酉年のごあいさつ